ウィザーズが強敵ジャズを撃破 連敗は4でストップ ビールが今季自己最多の37得点

[ 2021年12月19日 13:41 ]

土壇場で貴重な3点シュートを決めたコールドウェルポープと歓喜するビール(AP)
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 ロード6連戦の4試合目をユタ州ソルトレイクシティーで迎えた東地区全体7位のウィザーズは18日、西地区全体3位のジャズと対戦。109―103(前半56―53)で競り勝って連敗を4でくい止めた。今季の成績は16勝15敗。ロードでは8勝11敗だが、残り5分を切って5点差以内だった試合では13勝1敗(リーグ1位)となった。

 ブラドリー・ビール(28)が今季自己最多の37得点を稼ぎ、105―103で迎えた大詰めではラウル・ネト(29)がジャズのドノバン・ミッチェル(25)とのジャンプボールに競り勝ち、ボールをキープしたケンタビアス・コールドウェルポープ(28)が残り11・6秒に値千金の3点シュートを成功。チームの3点シュート成功は31本中9本(成功率29・%)と決して精度は高くなかったものの、今季は接戦になると強さを発揮している。

 先発ポイントガードのスペンサー・ディンウィディー(28)は25分出場でフィールドゴール(FG)を7本すべて失敗して無得点。しかしベンチから出たネトが15得点、7リバウンド、4アシストを稼ぎ、ペイント内でのスコアでは54―30と圧倒して10日ぶりに白星をもぎとった。

 ウィザーズは新型コロナウイルス感染防止規定の健康安全プロトコルに9人が対象となっている東地区全体首位のネッツと21日に対戦。その2日後に5人の対象者を出しているセルティクスと試合を行ってロード6連戦を終えることになっている。

 敗れたジャズは20勝9敗。ミッチェルが32得点、センターのルディー・ゴベア(29)が11得点、19リバウンド、6ブロックショットを記録したが、残り3分間からの攻防で競り負ける形となった。

 キャバリアーズはバックスを退けて6連勝を飾り、東地区全体2のブルズとはゲーム差なしの3位。ロケッツに敗れたピストンズ14連敗となった。

 <18日の結果>
ロケッツ(10勝20敗)116―107*ピストンズ(4勝24敗)
*セルティクス(15勝15敗)114―107ニックス(13勝17敗)
マジック(6勝25敗)100―91*ネッツ(21勝9敗)
*ラプターズ(14勝15敗)119―100ウォリアーズ(24勝6敗)
*サンダー(9勝19敗)104―103クリッパーズ(16勝14敗)
キャバリアーズ(19勝12敗)119―90*バックス(19勝13敗)
ウィザーズ(16勝15敗)109―103*ジャズ(20勝9敗)
 *はホームチーム

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