ENEOSが9連覇に王手 渡嘉敷が両チーム最多の21得点 バスケ皇后杯

[ 2021年12月19日 05:30 ]

バスケットボール女子 皇后杯全日本選手権ファイナルラウンド第3日 準決勝   ENEOS79-62トヨタ紡織 ( 2021年12月18日    国立代々木第2体育館 )

<トヨタ紡織・ENEOS>第4クオーター、シュートを決めるENEOS・渡嘉敷
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 準決勝が行われ、9年連続26度目の優勝を狙うENEOSがトヨタ紡織に79―62で快勝した。65~72年大会を制したユニチカ山崎の8連覇を超える最多連覇記録に王手。エースの渡嘉敷来夢(30)が34分40秒の出場で21得点5リバウンドと活躍した。初優勝を狙うデンソーは富士通を70―53で撃破。今季Wリーグ12戦無敗同士の対決を制した。決勝は19日に行われる。

 ENEOS・渡嘉敷が両チーム最多21得点を挙げた。得意のゴール下に加え、第2Qにはこの試合で唯一放った3点シュートも成功。3アシストなど味方を生かす冷静なプレーも光った。昨年は準々決勝で右膝前十字じん帯を断裂。長期離脱を強いられ、東京五輪にも出場できなかった。今大会は皇后杯と天皇杯を合わせて史上最多となる9連覇が懸かる。「気持ちが強い方が勝つ。自分たちのやりたいことを出すだけ。この大会には特別な思いがあるが、明日勝たないと何の意味もない」と決勝を見据えた。

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2021年12月19日のニュース