ウッズ、事故後初めて公の場で18ホール 右脚「ついていてくれて良かった」

[ 2021年12月19日 05:30 ]

息子のチャーリー君(右)とラウンドするウッズ(AP)
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 今年2月の自動車事故で右脚に重傷を負った男子ゴルフのタイガー・ウッズ(45=米国)が17日、フロリダ州でのエキシビション大会、PNC選手権(18日開幕)のプロアマ戦で事故後初めて公の場で18ホールを回った。息子のチャーリー君(12)とともに、上下黒のおそろいのウエアでプレー。会見に応じ「素晴らしい日になった。息子と一緒に復帰できてよかった」と喜びを口にした。

 右脚は万全ではなく、移動にカートを使用する場面もあった。スイングも本来の状態には遠く、「トーナメントでのプレーは先の話。必要なことを高いレベルでできるようになるまでの道のりは長い」と現実的な見通しを明かした。ただ、表情は明るく「脚がひどい状態だったから、まだついていてくれて良かったよ」と笑みを浮かべるシーンもあった。昨年に続き、息子とともに戦う2日間36ホール。懸命のリハビリを経て出場するこの大会が、復活への第一歩となる。

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2021年12月19日のニュース