男子ショートトラック五輪ラスト切符は小池克典 長島ヘッド「天才的な才能が一番ある」

[ 2021年12月19日 17:06 ]

小池克典
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 ショートトラック全日本選手権の2日目が19日、大阪の丸善インテック大阪プールアイススケート場で行われ、大会終了後に男子の小池克典(全日空商事)、女子の神長汐音(全日空商事)が北京五輪に出場することを発表した。男子3人、女子2人が既に発表されており、男女ともに残り1枠となっていた。

 小池は今大会の500メートルを制覇。神長も500メートルを制した。北京五輪に向けて日本はリレーを重視しており、短い距離で力を出せる点も選出につながった。

 10年バンクーバー五輪スピードスケート男子500メートル銀メダリストで、ナショナルチームヘッドコーチ(HC)の長島圭一郎氏は、それぞれに対する評価を口にした。

 「(小池は)一番、4人の中で天才的な才能がある。スケートをやるための才能が一番ある。五輪で開花してほしい」

 「(神長は)選考理由にもあるけど、リレーに特化した選手(は重要視される)。女子はミックス(混合リレー)で、圧倒的なスピードが求められる。そこが評価のポイントになった」
 個人戦のほか、日本は男子5000メートルリレー、混合2000メートルリレーに出場する。

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2021年12月19日のニュース