青学大・原監督「エキデン」五輪種目“大作戦”!箱根駅伝「100回大会機に全国化」提案も

[ 2021年12月18日 05:30 ]

記者会見であいさつする青学大・原監督(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 箱根駅伝(来年1月2、3日)で2大会ぶりの優勝を目指す青学大が17日、相模原キャンパスで記者会見を行い、原晋監督(54)が「エキデン」の五輪種目入りを熱望した。

 日本が誇る駅伝文化を世界に発信する。海外通信社の記者から五輪種目になれるかと問われた原監督は「絆というキーワードは世界共通言語。紛争など多くの地域で残っているが、駅伝のつなぐというものを通して世界平和の一助になる」と持論を展開。「エキデンが世界共通言語になって、さらには世界一を決める五輪の舞台で行われてほしい」と熱く語った。

 駅伝普及のためのプランも提案した。「箱根駅伝は100回大会を機に全国化。ニューイヤー駅伝もクラブチームを参加させるなどオープン化してみんなが参加できる仕組みを整備することが大切」とした上で「国内で取り組むことで五輪競技にしていこうという動きが自然と増えていくのではないか」。アイデアマンの中ではもう一つの大作戦も進行中だ。

 《飯田主将が気合「強さ証明する」》「パワフル大作戦」を掲げるチームを率いる飯田貴之主将(4年)は「パワフル世代と呼ばれることは気に入っている。(今季は無冠だが)最後に優勝することで強さを証明したい」と意気込みを語った。飯田自身、過去3回の箱根駅伝はいずれも区間2位。「出雲駅伝、全日本大学駅伝も2位ばかりでもうこりごり。最後は区間賞をとって優勝したい」とシルバーコレクター返上を誓った。

続きを表示

2021年12月18日のニュース