データ上は明大有利? 26日2度目の早明戦 ラグビー全国大学選手権

[ 2021年12月18日 21:44 ]

ラグビー全国大学選手権4回戦   明大27―17天理大 ( 2021年12月18日    大阪・花園ラグビー場 )

<明大・天理大> 試合を終え、健闘をたたえ合う明大フィフティーンと天理大フィフティーン (撮影・後藤 大輝)
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 3季ぶり14度目の頂点を目指す明大が昨年度覇者の天理大を27―17で破り、26日の準々決勝進出を決めた。準々決勝では対抗戦で7―17で敗れた宿敵・早大と対戦する。

 早くもシーズン2度目の早明戦が実現する。両校が大学選手権で対戦したのは過去14回で、通算成績は明大の8勝6敗。定期戦(対抗戦)では40勝2分け55敗と負け越しているだけに、明大にとっては験のいい舞台となる。なお14回の対戦は決勝11回、準決勝が3回で、準々決勝での対戦は初となる。

 興味深いのが対抗戦と大学選手権で、勝者と敗者が入れ替わる例が多いことだ。過去14回のうち、明大の連勝が96年度の1回で、早大の連勝が70、73、74、76、11年度の5回。対抗戦で引き分けた後、一方が勝利したのが2例あり、残る5回(72、81、82、95、18、19年度)は勝者と敗者が入れ替わった。そのうち、明大が勝ったのは4回(72、81、82、95、18年度)。“リベンジのメイジ”と言っていいデータが残る。

 直近2度の大学選手権での対戦(18年度準決勝、19年度決勝)も、いずれも勝者と敗者が入れ替わる現象が起きた。日本ラグビー界屈指の伝統と人気を誇る、一筋縄には行かない両校による激突。データを聞いた明大の神鳥裕之監督も、「そうあってほしいなと思う。早稲田にリベンジできるので、準備していきたい」と話した。

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2021年12月18日のニュース