バド混合ワタガシ、日本勢初頂点に王手!「最後まで諦めない」世界選手権

[ 2021年12月18日 23:20 ]

バドミントン世界選手権第7日 ( 2021年12月18日    スペイン・ウエルバ )

決勝進出を決めた渡辺・東野組(AP)
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 各種目の準決勝が行われ、混合ダブルスで東京五輪銅メダルの渡辺勇大、東野有紗組(日本ユニシス)が初出場の山下恭平、篠谷菜留組(NTT東日本)を2―0のストレートで下し、同種目で日本勢初の頂点へ王手をかけた。

 世界ランキング4位と53位による日本勢対決を地力の差で圧勝し、東野は「今日は勇大くんのプレーが凄くて、相手のいないスペースを狙って、動きやすかった」と振り返る。渡辺は「前回3位だったので決勝の舞台に進めるのはうれしく思う」と話した。
 19日の決勝は世界ランク1位のタイペアと対決。渡辺は「やることは変わらない。最後まで諦めないで、必死になって。スキルだけでは勝つことは難しい。集中力を高く保ち続けることをイメージできたら」と頭を切り替えていた。

 ダークホースとなった山下、篠谷組は銅メダルを持ち帰る。篠谷は「ずっと相手のペースでやられてしまった」と試合を振り返り、山下は「今大会、自分ができる最大のパフォーマンスは出せた。もっともっと強くなれるように頑張りたい」と語った。

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2021年12月18日のニュース