男子グレコ130キロ級・園田8連覇 後輩の成長喜ぶ「レベルアップにつながる」

[ 2021年12月18日 05:30 ]

奥村(右)を攻める園田(撮影・光山 貴大) 
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 レスリングの全日本選手権第2日が17日、東京・駒沢体育館で行われ、男子グレコローマン130キロ級は園田新(27=ALSOK)が奥村総太(21=拓大)を8―0で下して8連覇を達成した。女子65キロ級は世界選手権2位の森川美和(22=日体大)が昨年に続き優勝した。各階級の優勝者はアジア大会(来年9月、中国・杭州)出場が内定した。

 園田が国内無敵を証明した。準々決勝から相手を圧倒して8連覇したが、「決勝も大差だったけど後輩たちは強くなっている。僕のレベルアップにもつながる」と下からの突き上げを喜んだ。強豪がそろう階級で東京五輪の代表権を獲得できず、「世界で勝てないと評価されない」と新たな筋力トレーニングも導入した。アジア大会に向けて、「前回は3位だったので、それ以上の結果が出るように頑張りたい」と意気込んだ。

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