渋野「誰にも染まりませんよ」真っ白ウエアで首位浮上 “吉兆”ペ・ソンウと並んで最終日へ

[ 2021年10月31日 05:30 ]

女子ゴルフツアー 樋口久子・三菱電機レディース第2日 ( 2021年10月30日    埼玉県 武蔵丘GC=6650ヤード、パー72 )

10番、セカンドショットを放ち笑顔を見せる渋野日向子(撮影・西尾 大助)
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 1打差3位から出た渋野日向子(22=サントリー)が6バーディー、2ボギーで回りこの日ベストスコアとなる68をマーク。通算7アンダーでペ・ソンウ(27=韓国)と並ぶ首位に浮上した。前週の予選落ちから復調したショットを武器に、スタンレー・レディースに続く今季2勝目、ツアー通算6勝目を狙う。史上3人目の3週連続優勝が懸かる古江彩佳(21=富士通)は首位と5打差の5位で最終日を迎える。

 秋晴れの空に映える上下真っ白のウエアを身にまとい、リーダーボードのトップに立った。会見で色の意図を問われると、渋野らしいウイットに富んだ答えで笑いを誘った。

 「上下で違う色でもいいかなと思ったんですけど、“誰にも染まりませんよ”っていう白です。特に理由がないから言ってみただけ。あはは」と白い歯をこぼした。

 そんなやりとりも好調の証。「一日ショットは安定していたし、やべーミスはほぼほぼなかった」。1打差を追って出ると6番から9番までバーディーラッシュ。トップに追いつき、一時は単独首位に立った。いずれもショットで3メートル前後のチャンスをつくったもの。ツアーでは自身2度目の4連続バーディーとなった。12番パー3では第1打が2バウンドしてピンに直撃する一打も。エース達成後は予選落ちするジンクスがあり、「入らんで良かった」と笑った。

 前週は予選落ち。速くなっていたスイングのテンポを修正するため、歩くペースにも気を使う。ゆっくりと歩き、スイングもその流れで。ゴルフへの取り組みは細部に及ぶ。他方でメンタル面はウエアのように真っさらな気持ちで臨んでいる。後半はイーブンパーだったが「欲をかくと3パットのオンパレードになる。欲を抑えられてよかった」と言った。

 22歳が首位で最終日を迎えるのは、日本ツアーでは2度目。ツアー初優勝を飾った19年ワールド・サロンパス・カップ以来となる。くしくも当時もペ・ソンウと並んで最終日を迎え、競り勝った吉兆といえる過去だ。「今から緊張しちゃう感じの位置なので、明日は気にせずにやりたい。心掛けていることを最後までやり切れるように」と渋野。今季2つ目の「白星」となるか。

 ▼3位・金沢志奈 外しちゃいけない方には外さなかったので、難しいパットやアプローチが残らなかった。先週から調子が良くなって今週も持続できている。優勝を目指して頑張ります。(先週は8位。ツアー初優勝を目指す)

 ▼5位・高橋彩華 昨日より風がなく、自分の中で凄く回りやすかった。いい位置に上がれたので、チャンスをものにして上位争いをしていきたい。(34位から68をマークして急浮上)

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