【ラグビー日本代表2021秋の陣《8》】「やるべきこと」追求し、中村亮土は世界一のセンター目指す

[ 2021年10月12日 13:46 ]

ラグビー日本代表の中村亮土
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 2勤1休という異例のローテーションで進む宮崎合宿を、ある意味で最も満喫している人かも知れない。CTB中村亮土(30=東京サントリーサンゴリアス)は、少し前からゴルフにはまっている。この合宿中にも3日に一度訪れるオフに、ゴルフを楽しんでいる様子をSNSにアップした。ラグビーで鍛え抜いた体をもってすれば、ドライバーショットは優に300ヤードを超えそうだが、果たしてどうか。ゴルフとラグビーの共通点を問われると「こじつけですけど」と断りながら、「最後は自分がやるべきことをやれば結果が付いてくる」と説明する。

 この秋、リーチ・マイケルに替わって主将に就いたピーター・ラブスカフニを支える副将に任命された。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは16年秋に就任以降、共同主将や主将+リーダーグループという体制でチームを運営しており、日本代表に副将の肩書きを持つ選手が登場するのは久しぶりのこと。FWかつリーチほどは日本語に堪能ではない新主将とのバランス、これまでもリーダーグループの一員としてチームをけん引してきたスキルと実績、そして何より一プレーヤーとしての力量を全て見積もった上で、適任と判断されたのだろう。指揮官も「リーダーとしても成長している」と信頼の高さを言葉で表現する。

 日本代表というチーム、中村亮土という個人の可能性を示し、最後は大きな壁にも直面した19年W杯を終えた後、次に目指す場所として「世界一のセンター」と公言する。現在の立場を築いたのは、ディフェンスという一芸を極限まで磨いたからこそだが、「アタックは成長できる余地がある。ボールキャリー、判断の部分、細かいスキル、ワークレート。全般的にステップアップできる」と理想は高い。6、7月のテストマッチ2戦で軽いと感じた体重も「93、94キロくらいにしたい」とスケールアップに着手。まさに「自分がやるべきこと」をやり尽くし、来たる戦いに備えている。

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