柔道男子90キロ級のホープ村尾三四郎「これからは結果が大事」GSパリ大会へ出発

[ 2021年10月12日 10:58 ]

村尾三四郎
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 柔道のグランドスラム(GS)パリ大会(16、17日)に出場する日本選手団が12日、成田空港から現地へ向けて出発した。今大会は東京五輪後では日本勢が初めて参加する国際大会。五輪代表は男女ともに出場しないが、24年パリ五輪出場を目指す男子12人、女子7人の計19人が出場する。

 男子90キロ級の村尾三四郎(東海大)は、今年6月の世界選手権以来の国際大会。「次(の実戦が)が国内か国外か分かっていなかったので、今までの勝ちパターンとは別に技のバリエーションを増やすことと、切れを出す練習をしてきた」と意気込む。初出場だった世界選手権は、2回戦で反則負け。「これからはずっと結果が大事になるので、結果を重視してやりたい」と大会制覇を誓った。

 女子48キロ級で世界選手権準優勝の古賀若菜(山梨学院大)も、「東京五輪を見て、自分もこの舞台に立ちたいという思いが強くなった。絶対に優勝したい」と早くも3年後の大舞台へ意欲をかき立てる。五輪の女子78キロ超級を制した素根輝(パーク24)は、福岡・南筑高の1学年先輩。「1つ上の先輩が大きな舞台で優勝しているのを見て、自分も頑張りたいと思った」と大きな刺激を受け、パリに向けてスタートダッシュを決めるつもりだ。

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2021年10月12日のニュース