強さの秘けつは「近大力」 古川の快挙アシスト「黄色が見えやすいレンズ」&「日本一の練習環境」

[ 2021年8月1日 05:30 ]

東京五輪第9日 アーチェリー男子個人3位決定戦   古川高晴7ー3湯智鈞 ( 2021年7月31日    夢の島公園アーチェリー場 )

男子個人3位決定戦で的を狙う古川高晴
Photo By 共同

 “近大力”の結晶だ。アーチェリーの古川が着用するサングラスは「SWANS」で有名な山本光学製。的の中心である9点、10点ゾーンの黄色が鮮明に見えやすい高機能のレンズだ。

 同社はプロゴルファー石川遼から「青空に消えるボールをはっきり見たい」という依頼を受け、専門家の近大物理工学・片山一郎准教授に相談。近大職員の古川と同社がつながり、特定の色が鮮明に見えやすいサングラスが完成した。

 近大アーチェリー部は、80年に就任した山田秀明監督が、私財を投じながら、弱小チームを名門まで育て上げた。古川をはじめ、ロンドン五輪女子団体銅メダルの蟹江美貴、川中香緒里ら五輪選手を数々輩出。近年は大学のサポートを受け、数億円かけて整備された日本一の練習環境がある。

 照明設備だけでなく、“狙撃ハウス”も特徴的。窓を開けることで室内から屋外の的を狙えるため、雨風、冬の寒さをしのいで本数をしっかりうてる。古川を指導する金清泰コーチは「この練習環境が古川を強くしている」とベテラン健在の理由を明かす。

 山田監督は「ランキングラウンドの不調から心配していたが、試合をするごとに立て直したのはさすが。キャリアを生かして3位決定戦を勝ち切ったのは見事だった」と称えた。

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