JOC山下泰裕会長「スポーツの価値が今、問われている」日本選手団結団式で

[ 2021年7月6日 17:43 ]

結団式に臨む(左から)JOCの山下泰裕会長、須崎優衣旗手、山県亮太主将、石川佳純副主将(代表撮影)
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 日本オリンピック委員会(JOC)は6日、東京五輪の日本選手団の結団式を行った。

 主催者を代表し、JOCの山下泰裕会長は「分断された世界で、スポーツは人と人をつなぐ。不要不急と言われたスポーツの価値が今、問われている。さまざまな意味を持つ大会になる。選手たちは逆風に揺れ、練習や試合のできない困難を乗り越え、それでも最善を尽くそうとしてきた。思う存分、輝いて欲しい。そして、1年待った思いを胸に自己を十二分に表現してもらいたい」などとあいさつした。

 過去の大会では結団式には選手、コーチ、役員ら選手団の多くが参加してきたが、新型コロナウイルスの影響で、この日の出席者は山下会長のほか、主将の山県亮太(セイコー)、副主将の石川佳純(全農)、旗手の須崎優衣(早大)、福井烈団長、尾県貢総監督ら一部となり、大半の選手はオンラインで参加した。

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