尾県総監督、日本選手団の姿で「世界の全ての人々が希望や勇気を持つ」

[ 2021年7月6日 21:13 ]

結団式を終え、フォトセッションに応じる(左から)日本代表選手団の尾県貢総監督、福井烈団長、石川佳純副主将、山県亮太主将、須崎優衣旗手、JOCの山下泰裕会長(代表撮影)
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 日本オリンピック委員会(JOC)は6日、東京五輪の日本選手団の結団式、壮行会をオンラインで行った。閉会後に会見に出席した日本選手団の尾県貢総監督は「選手には晴れ舞台で思う存分、競技をして、持てる力を発揮してもらいたい。その姿にパンデミックで苦しむ世界の全ての人々が希望や勇気を持っていただける。希薄となる人と人とのつながりが再び強くなると期待している」と語った。

 主将、副将、旗手2人の人選についても言及。尾県総監督は「(主将の)山県選手は9秒95の記録へのプロセス。本当に苦労しながらここまでたどり着いた。精神力、前向きな気持ちを買っている。(副将の)石川選手も苦労している。スポーツの力を伝える能力がある。明るさやいろいろなことをアピールできる」と説明した。

 旗手の2人については「須崎選手はエリートアカデミーで育ち、模範的と伺っている。若い選手の模範になる。八村はインターナショナルで活躍している。その背中を追って多くの人が海外で活躍する目標になる」とした。福井烈団長も人選について「人となりです。この人ならふさわしいと話してオファーした」と話した。

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2021年7月6日のニュース