日本選手団、過去最多金メダル30個より「力を全部出し切ることが目標」福井団長が修正

[ 2021年7月6日 21:11 ]

日本代表選手団結団式であいさつする日本代表選手団の福井烈団長(代表撮影)
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 日本オリンピック委員会(JOC)は6日、東京五輪の日本選手団の結団式、壮行会をオンラインで行った。閉会後に会見に出席した日本選手団の福井烈団長は、過去最多の金メダル30個という当初の目標を変更した。

 福井団長は「30個という目標については各競技団体と話し合って出た」と過去の経緯を語った上で「(コロナで)前提が変わり、選手が世界のどの位置か判断できない。30個という数字より、まず力を全部出し切ることが目標と変わった。最高のパフォーマンス出していただく。その結果メダルが付いてくる。メダル30という前提条件が大きく変わっている」と説明した。山下会長もメダル30個の目標にこだわらないと発言している。

 選手団の編成については「伸び伸びと競技できるような選手団作りに取り組みたい。行動規範を遵守して、競技以外でもふさわしい誇りと自覚を持って行動する選手団を作りたい」と語った。

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2021年7月6日のニュース