スタンレー杯決勝でカナディアンズが初勝利 延長でライトニングを退けてスイープ敗退を回避

[ 2021年7月6日 12:42 ]

延長で勝利を収めて歓喜するカナディアンズの選手(AP)
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 北米アイスホッケーリーグ(NHL)の王者を決めるスタンレー杯決勝は5日、カナダ・ケベック州のモントリオールで第4戦を行い、今季ノース・ディビジョン4位からプレーオフを勝ち抜いてきた地元のカナディアンズが、セントラル・ディビジョン3位から勝ち上がった昨季覇者のライトニングを、延長の末に3―2で下して4戦目で初勝利。2―2で迎えた延長の3分57秒、FWジョシュ・アンダーソン(27)がこの日2ゴール目を押し込んで、スイープ敗退を免れた。

 リーグ最多となる24回の優勝を誇るカナディアンズにとって、延長は今ポストシーズン21試合で7回目だったが、これで6勝1敗。GKキャリー・プライス(33)が32セーブをマークするなど奮闘し、今ポストシーズンの接戦では抜群の粘り強さを見せている。

 2年連続3度目の優勝がかかっているライトニングは第2Pの8分48秒に1―2とされたが、その5分後にFWパット・マルーン(33)のゴールで同点。しかし最後は力尽きた形で、今ポストシーズンでの延長戦は4戦全敗となった。

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