カツオ“大まくり”宣言、男子200自由形金へ「最後の50メートルで抜く」

[ 2021年6月23日 05:30 ]

練習に臨む松元克央
Photo By 代表撮影

 標高約1750メートルの長野県東御市で合宿中の競泳東京五輪代表が22日、オンラインで取材に応じた。23日で開幕まで1カ月。男子200メートル自由形で金メダル候補の松元克央(24=セントラルスポーツ)が本番の決勝レースでの“大まくり”を誓った。

 英国の代表選考会でダンカン・スコット(24)ら2選手に自己ベストの日本記録1分44秒65を上回られており、目標を1分44秒台前半に設定。「ラップタイムを見る限り、150メートルで英国の2人は前にいると思う。最後の50メートルで抜く」と必勝イメージを膨らませた。

 制限付きながら観客が認められたことには「久しぶりにお客さんがいるのは楽しみ」と歓迎。鈴木陽二コーチ(71)は「順調。今のカツオ(松元の愛称)ならいい勝負ができる」と自信を見せた。

 《瀬戸、レース直前まで異例の準高地調整》男子の400、200メートル個人メドレーと200メートルバタフライで代表権を持つ瀬戸大也(26=TEAM DAIYA)は「一発目からいい成績で泳げるようにしたい」と意気込んだ。本命種目400メートル個人メドレーの予選は開会式翌日の7月24日。同21日午前まで東御市で練習する予定。レース3日前まで準高地で調整するのは異例だが「自分は山を下りてすぐの方がパフォーマンスがいい。下りた瞬間に楽だなと脳が思って体もついてきてくれる」と強調した。

続きを表示

2021年6月23日のニュース