IOCコーツ調整委員長 7日間の隔離を終えて、試合会場視察「素晴らしい」と感心

[ 2021年6月23日 14:53 ]

国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ副会長
Photo By スポニチ

 国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ副会長(71)が23日、東京五輪の試合会場となる有明体操競技場を視察した。15日の来日後は3日間の隔離生活を送った後も外出せず、この日初めて公の場に現れた。

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長やIOC関係者と共に競技場を訪れたコーツ副会長は、関係者の説明に熱心に耳を傾け、何度もうなずいた。天井や客席に木材をふんだんに使用した建物に「素晴らしい」と感心し、「これだけの木をつり上げてつくった天井は、世界でも見たことがない」と語った。また、「ジャパニーズ、メダル?(日本は体操でメダルを獲得するのですか?)」と橋本会長に声を掛けるなど、7日間の隔離を終えてご機嫌な様子だった。

 コーツ副会長は大会1カ月前の状況を確認することが目的で、その後は晴海の選手村も訪問。今後も可能な限り複数の大会会場を視察する予定だ。

続きを表示

2021年6月23日のニュース