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サンズがプレーオフ9連勝 エイトンが決勝アリウープ 28年ぶりのファイナルまであと2勝

[ 2021年6月23日 14:07 ]

残り0.7秒、クラウダーのスローインから直接リングにボールを押し込んだサンズのエイトン(AP)
Photo By AP

 NBA西地区決勝は22日、この日の最高気温が42度に達したアリゾナ州フェニックスで第2戦を行い、第2シードで地元のサンズが104―103(前半48―47)で第4シードのクリッパーズに競り勝って連勝。ベテランのポイントガード、クリス・ポール(36)を新型コロナウイルスの感染防止規定によって2試合連続で欠いていたが、レイカーズとの1回戦第4戦からナゲッツとの地区準決勝を含めて今プレーオフでは通算9連勝を飾り、1993年以来、28年ぶりのファイナル進出にあと2勝と迫った。

 試合は残り30・9秒からリードする側が4回も入れ替わる大接戦。クリッパーズは103―102で迎えた残り8・2秒、この日26得点を挙げたポール・ジョージ(31)が今季成功率が86・8%だったフリースローを2本得たものの、なんと2本とも失敗。このあとサンズは残り0・9秒でクリッパーズ陣内のベースラインからのスローインを得ていた。

 ここでスローワーとなったジェイ・クラウダー(30)はトップの位置からスクリーンを使ってインサイドに飛び込んできた211センチのセンター、ディアンドレ・エイトン(22)のジャンプのタイミングに合わせてリング付近にボールを投げ入れ、これをエイトンが押し込んでアリウープを“完結”させた。エイトンはリングの延長線上にある“円筒型空間”に両手を入れてボールを押し込んでいるが(NBAでは本来ゴールテンディング)、このオフェンス側のバイオレーションが適用されるのはその前段となるプレーが「シュート」と判断される一投に対してのみ。スローインからボールをリングの中に入れても得点にはならないために、エイトンの“リング内アリウープ”は得点として認められた。

 サンズは2017年12月27日のグリズリーズ戦でもこのルールの盲点?をついて残り0・4秒にスローインからの勝ち越しアリウープを成功。今度はプレーオフの大事な試合でもこの“スペシャル・プレー”を成立させた。

 サンズではポールに代わって先発した6季目のキャメロン・ペイン(26)がレギュラーシーズンとプレーオフを併せて244試合目で自己最多となる29得点をマーク。第1戦で40得点、13リバウンド、11アシストで自身初のトリプルダブルを達成したデビン・ブッカー(24)は20得点にとどまり、土壇場での2つを含む7つのターンオーバーを犯したが、最後はクラウダーとエイトンの“ホットライン”に助けられた。

 スパーズとラプターズで2度ファイナルのMVPとなっているカワイ・レナード(29)を4試合連続で膝の故障で欠くクリッパーズは大詰めで試合をひっくり返していたが、最後はジョージのフリースローの失敗が影響して惜敗。敵地での2試合はいずれも黒星となった。

 <西地区決勝の結果と日程>
 ▼第1戦(20日=フェニックス)〇サンズ120―114●クリッパーズ
 ▼第2戦(22日=フェニックス)〇サンズ104―103●クリッパーズ
 ▼第3戦(24日=ロサンゼルス)
 ▼第4戦(26日=ロサンゼルス)
 ▼第5戦(28日=フェニックス)
 ▼第6戦(30日=ロサンゼルス)
 ▼第7戦(7月2日=フェニックス)
 *日付は現地時間。第5戦以降の実施は結果次第

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