バスケット男子日本代表、イランに快勝 エドワーズが最多21得点 帰化枠争いリード 

[ 2021年6月23日 21:42 ]

バスケットボール男子国際強化試合 ( 2021年6月23日    宮城県セキスイハイムスーパーアリーナ )

日本―イラン 第3クオーター、シュートを放つエドワーズ
Photo By 代表撮影

 世界ランキング42位の日本は同23位のイランに85―57で快勝した。東京五輪代表候補に名を連ねる18人から海外組らを除く12人が試合に臨み、エドワーズ・ギャビン(33=千葉)が17分8秒の出場で、いずれもチーム最多となる21得点7リバウンドを記録。インサイドでの力強いプレーに加え、3点シュートも決めるなど躍動した。

 この試合はロシター・ライアン(31=宇都宮)もメンバー入り。五輪を含む国際大会の帰化枠は1だが、イランとの事前協議の上で、同時にコートに立たないことを条件に2人揃ってのメンバー入りが実現した。ロシターは20分17秒出場で3得点6リバウンド。エドワーズが帰化枠争いをリードした。

 19年W杯ではファジーカス・ニック(36=川崎)が選出されたが、守備面の不安を露呈。チームは1勝もできなかった。求められるのは攻守にハードワークできるインサイドだ。日本は25、27日にもイランと対戦する。フリオ・ラマス監督は(57=アルゼンチン)は「この3試合で2人(エドワーズとロシター)とも同じぐらいのプレータイムを与える。帰化選手は1人しか残せないので、どちらかをカットしないといけない」とした上で「ギャビンはいいプレーをした」と評価した。

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