国内Vの勢い全米舞台でも!勝みなみ「上位に食い込みたい」 3日に全米女子OP開幕

[ 2021年6月4日 05:30 ]

勝みなみ
Photo By スポニチ

 女子ゴルフの海外メジャー全米女子オープンは3日、カリフォルニア州のオリンピック・クラブで開幕。前週、日本ツアーのリゾートトラスト・レディースで2年ぶりの通算5勝目を挙げた勝みなみ(22=明治安田生命)は2日、練習場で最終調整した。黄金世代の実力者は3年連続3度目の大舞台で上位進出を狙っている。

 優勝を手土産に米国に乗り込んだ勝は「何か優勝した実感がない。時間がどんどん過ぎていった感じ」と苦笑した。

 ドタバタの移動だった。5月30日は表彰式や会見に出席した後、愛知県から車で東京に向かった。31日は朝から空港でPCR検査を受検。長時間待機した後、夕方の便で米国へ出発した。

 1日に18ホールを回り、この日はラウンドは行わず練習だけで切り上げた。「(時差ボケで)地に足が着いていない、フワフワしている感じがあったけど、今日(2日)はだいぶましになった」
 オリンピック・クラブについては「米国のコースは広いイメージがあるけど全然狭い。しかもフェアウエーが傾いていて転がると全部ラフに行く。ラフも粘っこくて深くて難しい」と語った。

 全米女子オープンは3度目の出場。昨年は予選落ちに終わったが、初出場だった19年は今回と同様に日本で優勝した翌週に参戦し22位と健闘した。勝は「ショットは良くなっている。予選通過を目指して3日目、4日目に残れたら上位に食い込みたい」と目標を掲げた。

続きを表示

2021年6月4日のニュース