日本選手団95%ワクチン接種へ JOC山下会長、アスリートへ「後ろめたく思う必要はない」

[ 2021年6月4日 05:30 ]

新型コロナウイルスワクチンの接種を受けるJOCの山下会長(JOC提供)
Photo By 共同

 日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(64)が東京五輪開幕まで50日となった3日、都内で定例会見を行った。新型コロナウイルスの収束が見通せず、葛藤を抱えて汗を流すアスリートに向け「後ろめたく思う必要はない」と呼び掛けた。

 米ファイザー社が無償提供するワクチンの日本選手団への接種も1日にスタートし、山下会長もこの日、接種したという。山下会長は代表選手や候補選手の95%が接種する予定と明かし「自分を守るだけでなく、みんなに迷惑を掛けないということが競技団体から伝えられ、思った以上に接種者が増えている」と話した。

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