東京五輪日本選手団のワクチン接種 6月下旬目標

[ 2021年5月13日 05:30 ]

 7月23日開幕の東京五輪に参加する日本選手団の新型コロナウイルスワクチン接種について、政府や日本オリンピック委員会(JOC)が6月下旬までの接種完了を目標に調整を進めていることが12日、分かった。大会関係者は副反応などを考慮し「(大会の)1カ月前には打ち終えた方がいい」と説明した。

 ファイザーから各国の選手団に向けて無償で提供されるワクチンは今月末から供給が始まる見通し。原則として3週間の間隔で2回接種する必要がある。会場は東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)を基本とし、「打ち手」は国立スポーツ科学センター(JISS)の医師などとする案が出ている。

続きを表示

2021年5月13日のニュース