照ノ富士4連勝で単独トップ 有観客開催「うれしい」

[ 2021年5月13日 05:30 ]

大相撲夏場所4日目 ( 2021年5月12日    両国国技館 )

御嶽海(左)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・郡司 修)
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 連覇を狙う大関・照ノ富士が早くも単独トップに立った。3連勝同士の対戦で、御嶽海を寄り切って幕内唯一の勝ちっ放し。4日目での単独トップは13年春場所の白鵬以来8年ぶりだった。大規模イベントの人数制限緩和を受け、12日から上限約5000人の観客を入れて実施され、取り口の豪快さにどよめきが起こった。

 握力100キロの右手に力を込めると169キロの腰が浮いた。常人離れした動きに有観客へ移行した場内からどよめきが起こった。そして拍手。照ノ富士が浅く取った両上手を引き付けて、御嶽海を土俵外へ放り投げた。

 「よかったと思う」。引き揚げた花道奥。中継するNHKの問い掛けには一言だけ発した照ノ富士だが、支度部屋外に設けられた取材ブースには現れなかった。前日の取組後、再開される有観客開催には「うれしいです」と語っていた。4日目にして早くも立った、単独トップ。言葉数は多くないが、土俵では雄弁に存在感を発揮した。

 「照ノ富士は立ち合いがいいから押し込まれていない。踏み込んで押し込むからまわしを取れる」とは八角理事長(元横綱・北勝海)。3日目終了時点では6人いた全勝が相次いで消え、最後に残った結びの全勝対決。他の3大関を筆頭に上位陣が不安定な中、大関に復帰したばかりの照ノ富士が盤石の安定感を誇っている。

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