レスリング高橋侑希が五輪出場枠獲得 樋口とのPOへ「勝つしかない」

[ 2021年5月7日 02:10 ]

レスリング東京五輪世界最終予選第1日 ( 2021年5月6日    ブルガリア・ソフィア )

男子フリー57キロ級2回戦 ルーマニア選手(左)と対戦する高橋侑希(日本レスリング協会提供)
Photo By 共同

 男子フリースタイル6階級が行われ、57キロ級は高橋侑希(27=山梨学院大職)が決勝進出を決め、2位までの五輪出場枠を獲得した。東京五輪切符は国内のプレーオフでリオデジャネイロ五輪銀メダルの樋口黎(25=ミキハウス)と争う。

 逆転五輪へ、あと1勝とした。17年世界王者の高橋侑は初戦の2回戦、準々決勝を順当にテクニカルフォール勝ち。大一番のキューバ選手との準決勝は第1ピリオドで2点を先取すると、「相手の動きは見えている。取られても取り返そう」と冷静に集中力を切らすことなく2―0で逃げ切った。勝利後はセコンドの小幡邦彦コーチと抱き合い「現地で僕のためにサポートをしてくれたのがとてもうれしかったので、結果で恩返しできて良かった。ホッとしました」と声を弾ませた。

 一度は自力での五輪出場を断たれた。五輪予選代表を懸けた19年の全日本選手権決勝で樋口に敗戦。「どん底まで落ちて、これ以上つらい経験は今後ないくらいの気持ちを味わった」。だが今年4月の五輪アジア予選で樋口がまさかの計量失格となり、規定により高橋に世界最終予選出場のチャンスが巡ってきた。短期間での調整に「不安はゼロ」と語っていた通り、危なげない展開で3勝して出場枠をつかみ取った。

 初の五輪出場には、プレーオフでライバルの樋口を下す必要がある。「勝つしかない。僕が切符を持ってきたので僕が出るのが当たり前という感じでいきます」と力強く雪辱を誓った。

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