飛び込みW杯 コロナ対策強化で1億7000万円の追加費用が発生

[ 2021年5月6日 13:02 ]

<飛び込みW杯東京大会第2日>密状態が改善された練習の様子
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 飛び込みの五輪最終予選を兼ねたW杯東京大会が6日、最終日を迎えた。外部との接触を絶つバブル方式を採用し、選手、スタッフを合わせた約500人が隔離空間で生活。新型コロナウイルス対策を強化した結果、当初予算より1億7000万円の追加費用が生じた。鈴木浩二大会実行委員長は「国に補填していただける部分もあるので、どこまで補填していただけるかはこれかの交渉になる」と説明した。

 6日間の大会期間中はバブル内にいる全員に、短時間で結果の出るランプ法検査を隔日で実施。ホテルでは各自の室内での食事を義務付けるなど厳しい制限を設けた。初日の練習中に、飛び込み台の上に順番待ちをする選手の列ができて密が生じる場面もあったが、2日目以降は改善。日本入国時に陽性反応を示したエジプトのコーチを除けば、6日正午時点で感染者は出ていない。

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