五輪テスト大会で不徹底ゾーン分け、組織委は「どうするか悩ましい」…まだその段階なの?

[ 2021年5月6日 05:40 ]

札幌チャレンジハーフマラソン ( 2021年5月5日    札幌・大通公園~東京五輪マラソン中間点 スタート時の天候=曇り、気温11度、湿度52%、北北東の風1・5メートル )

<札幌マラソンフェスティバル・ハーフマラソン>男女一斉スタートする選手たち(撮影・西海健太郎)
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 【記者の目】コロナ下のテスト大会で最も懸念された沿道の密集は回避され、組織委は「観戦自粛対策」の成功を強調したが、実際に現場に出てみると印象は違う。早朝から吹いていた強風と10度前後の低温で観戦するには不向き。天候の外的要因もあり、「いちげんさん」は外出をちゅうちょしたことも考えられる。これを自粛の呼び掛けが成功したと評価するのは早計だろう。

 もう一点、現場で気になったのがコロナ対策で大切な「ゾーン分け」の不徹底。選手村兼会見場となったホテルでは選手に声を掛けることも可能で、チーム関係者も記者エリアで会見を見学できた。ワクチン接種が義務化されていない以上、接触を避けることが最善の対策のはず。組織委の森局次長は「(動線を)実際にどうするかというのは悩ましい問題。(苦慮しているのは)マラソンだけではない。他競技もそう」と明かす。コロナ対策が徹底的に求められる大会本番まで80日を切った段階で、現状は厳しいと言わざるを得ない。(陸上担当・河西 崇)

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