明生「勝ち負けにはこだわってなかった」 合同稽古で大関・朝乃山に3勝11敗も納得

[ 2021年4月22日 05:30 ]

三番稽古をする朝乃山(右)と明生
Photo By 代表撮影

 大相撲の関取衆らによる合同稽古が21日、両国国技館にある相撲教習所で行われ、東前頭3枚目の明生(立浪部屋)が大関・朝乃山と相撲を取り存在感を見せつけた。3勝11敗と数字的には圧倒されたが、左を差して土俵際まで追い込むなど好内容を見せており、「勝ち負けにはこだわってなかった。全然(内容が)良かった」と納得の表情を見せた。

 昨年はケガで十両に落ちた時期もあったが、再入幕の昨年秋場所から4連続で勝ち越し中。先場所は正代、貴景勝を連破して10勝5敗。初の三賞を受賞した。成長する25歳は「疲労がたまってきて突き落としとか食ってしまった。直していけば次の場所で結果が出るかなという気持ち」と手応えを口にした。

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2021年4月22日のニュース