大栄翔&剣翔 日大校友会大阪支部から化粧まわし贈呈

[ 2021年4月22日 05:30 ]

日大桜門会館での贈呈式で記念撮影する(前列左から)大栄翔、田中英寿理事長、田中優子女子相撲連盟副会長、剣翔、(後列左から)籔本雅巳錦秀会グループCEO、井ノ口忠男理事
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 大相撲の小結・大栄翔(27=追手風部屋)と平幕・剣翔(29=同)が21日、日大校友会大阪支部から化粧まわしが贈られた。東京都千代田区の日大桜門会館での贈呈式に出席した大栄翔は「こういう(コロナ禍の)状況で贈呈式を開いていただき、感謝しかない」と“母校”の計らいを喜んだ。

 埼玉栄高から角界入りした大栄翔は、師匠の追手風親方(元幕内・大翔山)の勧めで昨年4月に日大大学院総合社会情報研究科に入学。ファミリービジネスをテーマに、現在はオンラインで授業を受けている。「文武両道は難しいが、しっかりやっていきたい。この先、こういう力士が増えていけば」と自身に続く力士が出てくることを期待した。

 日大出身力士は関取に昇進すると校章がデザインされた化粧まわしが贈られるが、現役大学院生の大栄翔には日本の象徴である富士山と桜が描かれたものになった。初場所で初優勝を飾ったが「さらに上の番付を目指してもらいたい」という意味が込められている。

 日大の田中英寿理事長は祝辞で「27歳は力が出る時期。大いに期待している」と述べた上で「稽古をしっかりする人が出世する。これが基本」とさらなる奮起を促した。これを聞いた大栄翔は「伝統ある日大の名前が入った化粧まわしをつけるので、自覚を持って臨んでいきたい」と気持ちを新たにした。

 大黒天が描かれた化粧まわしが贈られた剣翔は「来場所から大暴れできるように頑張りたい」と誓った。

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2021年4月22日のニュース