鍵山優真が日本勢最上位の銀メダル 「後悔がない演技ができた」

[ 2021年3月27日 23:00 ]

フィギュアスケート世界選手権最終日 ( 2021年3月27日    スウェーデン・ストックホルム )

<世界フィギュア第4日>男子フリー、得点を確認し飛び上がって喜ぶ鍵山優真(左)と父・正和コーチ(撮影・小海途 良幹)
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 男子フリーで鍵山優真(星槎国際高横浜)が190・81点をマークし、合計291・77点で2位に入った。

 SPでは自身初の100点超えで2位発進し、周囲の期待も高まったフリーの演技。前半の4回転サルコー、4回転トーループ―3回転トーループの連続ジャンプなどを着氷させ点数を伸ばした。

 五輪2度出場の父・正和コーチが初めて同行した国際舞台。「凄く緊張するけど、楽しみの方が大きい」と初々しく語ってきた17歳が、その存在感を大きく示した。

 鍵山は「ちょっと終わったばかりでびっくりしている。言葉が出ない」と2位という結果に驚いた。フリーでの演技について「後悔がない演技ができた」と胸を張った。自身の前にチェンが演技したことには「ノーミスするとわかっていた」とし「逆に堂々とできた」と吹っ切れたとした。

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