サントリーが全勝対決に“サヨナラ勝ち”で開幕5連勝 SOバレットが決勝PG

[ 2021年3月27日 16:11 ]

ラグビートップリーグ第5節   サントリー 39―36 トヨタ自動車 ( 2021年3月27日    パロマ瑞穂ラ )

ボーデン・バレット
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 レッドカンファレンスの全勝対決はサントリーがトヨタ自動車に“サヨナラ勝ち”を収め、開幕5連勝を飾った。トヨタ自動車は今季初黒星(4勝)を喫した。第6節でサントリーはクボタ(4月3日、秩父宮)と、トヨタ自動車は三菱重工相模原(同、花園)と対戦する。

 前半はトヨタ自動車の勢いが勝った。9―12で迎えた26分、ディフェンスでプレッシャーをかけてミスを誘い、フランカー吉田杏がポスト下へトライを決めて16―12と逆転。さらにWTB高橋汰のシンビン(10分間退場)で数的不利となった35分、FBルルーのチップキックをCBサウがキャッチしてポスト下へトライを決めるなど、26―12で前半を折り返した。

 だが、サントリーは後半4分、SOバレットがWTBリーへキックパスを通して反撃トライをアシスト(26―17)。8分にはWTB中野将、23分にはリーがトライを挙げ、29―29と追いついた。さらに、28分にもフランカーのツイのトライで36―29と勝ち越し。トヨタ自動車が36分、途中出場のCTB岡田のトライで36―36と追いついたが、サントリーはラストプレーでバレットが左中間から約42メートルのPGをポストに当てながら決め、“サヨナラ勝ち”した。

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2021年3月27日のニュース