錦織「確信」8強!現在45位も世界トップ10返り咲きへ「メンタル染みついてくれば入れると思う」

[ 2021年3月5日 05:30 ]

男子テニスABN・AMROワールド第3日 ( 2021年3月3日    オランダ・ロッテルダム )

シングルスで8強入りを決めた錦織
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 シングルス2回戦で世界ランキング45位の錦織圭(31=日清食品)が世界23位のアレックス・デミノー(22=オーストラリア)を6―3、2―6、7―5で退けた。19年7月のウィンブルドン選手権以来、約1年8カ月ぶりにツアー大会で8強入り。準々決勝は世界26位のボルナ・チョリッチ(24=クロアチア)と世界27位のドゥシャン・ラヨビッチ(30=セルビア)の勝者と対戦する。

 2時間14分の熱戦を制し、錦織が自信に満ちた表情で言い切った。19年10月28日発表の世界ランキングでトップ10から陥落。右肘手術に新型コロナウイルス感染、右肩故障と度重なる離脱で現在は45位に転落しているが「トップ10に入れるようなメンタルが染みついてくれば(トップ10に)入れると思う」と視線を上げた。

 デミノーには19年全米3回戦で敗れ、その試合後に右肘の手術を決断した。長いトンネルに迷い込む直前に戦った因縁の相手だった。驚異的な守備力を誇る22歳にはドロップショットも左右の揺さぶりも簡単には通じない。ストロークを際どいコースへ粘り強く打ち続けて勝機を見いだした。

 フルセットにもつれた試合で通算勝率73%の勝負強さも戻った。感覚のズレを埋められずに、もがいた日々を脱し「プレーで、これが駄目というのはなくなった。タフな試合を勝ち切れたのは大きいステップ」と強調。1回戦でつかんだ手応えは「確信的な感じになった」と実感を込めた。

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