橋本聖子五輪相で一本化 東京五輪組織委新会長候補

[ 2021年2月17日 16:34 ]

橋本聖子五輪相
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長候補として、橋本聖子五輪相(56)に一本化されたことが17日、スポニチ本紙の取材で分かった。この日、辞任を表明した森喜朗会長の後任を選ぶ「候補者検討委員会」の2回目の会合が開かれ、候補者が橋本氏に絞り込まれた。検討委は18日に第3回の会合の開催を予定している。

 検討委は新会長の選考の基準として五輪・パラ、スポーツに対する深い造詣、国際的な活動経験や知名度、組織運営能力や調整力など5項目を挙げ調整。候補者として、橋本五輪相のほかに日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(63)、シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング)の五輪銅メダリスト、小谷実可子氏(54)らの名前が挙がっていた。

 ◆橋本 聖子(はしもと・せいこ)1964年(昭39)10月5日生まれ、北海道出身の56歳。92年アルベールビル五輪スピードスケートで冬季五輪日本女子初の銅メダル獲得。自転車と合わせて日本女子最多の五輪出場7回。95年に参院選で初当選し、国会議員としてアトランタ五輪に出場。引退後はJOC理事に就任し、10年バンクーバー五輪、14年ソチ五輪では選手団団長。日本スケート連盟会長、日本自転車競技連盟会長などを歴任。東京五輪招致にも招致委員として貢献した。

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2021年2月17日のニュース