ラプターズが3試合ぶりの白星 ラウリーは負傷退場 渡辺は4試合連続で欠場

[ 2021年2月17日 12:37 ]

バックスのコナートンのボールをスティールするラプターズのバンブリート(AP)
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 NBA東地区全体8位のラプターズは16日、敵地ミルウォーキー(ウィスコンシン州)で同2位のバックスと対戦し、124―113(前半64―64)で競り勝って13勝15敗。左足首を痛めている渡辺雄太(26)は4試合連続で欠場したが、2月2日のマジック戦でチーム史上最多の54得点を記録したガードのフレッド・バンブリート(26)が5本の3点シュート(試投12本)などで33得点をたたき出して3試合ぶりの白星をものにした。

 左脚のふくらはぎを痛めていたフォワードのOG・アヌノビー(23)は11試合ぶりに復帰して27分の出場で13得点と7リバウンド、パスカル・シアカム(26)も23得点と13リバウンド、6アシストを記録。しかし今季17・7得点をマークしていたカイル・ラウリー(34)は18得点を挙げたものの第3Q序盤で相手と接触した際に左足首を負傷し、プレー続行不能となっってロッカールームに引き揚げた。

 バックスは5連勝のあと4連敗となって16勝12敗。2季連続でシーズンMVPとなっているヤニス・アデトクンボ(26)が34得点と10リバウンド、8アシスト、5スティール、2ブロックショットを稼ぎ、ベンチから出たパット・コナートン(28)も4本の3点シュートなどで20得点をマークしたが、勝負どころの第4Qでは22―30と後手に回り、首位76ers(18勝10敗)とのゲーム差は「2」となった。

 なおこのカードは18日にも同じミルウォーキーで開催されるが、バックス側は今季の残り試合のホームゲームで本拠地としているファイサーブ・フォーラム(収容1万7341人)に10%ほどの観客を動員させることを発表。この日のラプターズ戦では手始めにチームの選手やスタッフの家族や知人、250人がスタンドで試合を見守った。

 一方、西地区全体2位のレイカーズは敵地ミネアポリス(ミネソタ州)でティンバーウルブスを112―104(前半57―56)で下して22勝7敗。主力フォワードのアンソニー・デービス(27)が右脚のアキレス腱周辺を痛めて当面、戦列を離れることになったが、レブロン・ジェームズ(36)が30得点、13リバウンド、7アシストを稼いでチームをけん引した。

 ティンバーウルブスは7勝21敗。ドラフト全体トップで指名された新人のアンソニー・エドワーズ(19)が5本の3点シュートを成功させて自己最多の28得点をマークしたが、チームはここ6試合で5敗目を喫した。

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