大坂に聞く「何をすべきかクリアだった」「脚を動かすことを考えた」

[ 2021年2月17日 05:30 ]

テニス 全豪オープン第9日 ( 2021年2月16日    オーストラリア・メルボルンパーク )

謝淑薇のショットに食らいつく大坂なおみ(AP)
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 【大坂に聞く】

 ――試合を振り返って。
 「彼女とプレーする時は、何をしてくるか分からないので大変。でも今日は自分のゲームプランに集中できて、何をすべきかクリアだった。前の試合(で対戦したムグルサ)と違ってサーブが遅いので対応に時間がかかったが、うまくリターンできた。脚を動かすことを考えた。相手を勢いづかせないことが重要だった」

 ――19年全豪で対戦した時との違いは?
 「私は少し完璧主義者の部分があるので過去の試合については考え過ぎないようにしている。比較すると嫌になるから。ただ前回よりも経験は積めていると思う」

 ――自信はついてきたか。
 「(4回戦の)ムグルサのような質の高い選手との試合で、崖っ縁に追い詰められても勝てたことで、自信がついた。より安心して自分の試合ができるようになった」

 ――勝利の後、テレビカメラのレンズに動物を描いていた?猫?
 「猫を描こうと思ったけど、途中で描くものを変えようとして、どんな動物にも見えるようになってしまった。みんながいろいろなものを描いているから、私も何か描こうとしたんだけど…」

 ――決勝に勝ち上がり、第1シードの地元バーティ(オーストラリア)と対戦する場合は無観客がいい?
 「ファンには会場に来てほしい。彼女が決勝に進んで無観客なら悲しい。仮に私のことを応援しなくても、私も観客にいてほしい」

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