好調ジャズが11連勝 チーム記録にあと「4」 クリッパーズもジャズに並ぶ15勝目

[ 2021年1月30日 14:23 ]

マーベリクスのリチャードソンとリバウンドを争うジャズのゴベア(AP)
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 NBAは29日に各地で10試合を行い、西地区全体で首位に立っているジャズは地元ソルトレイクシティー(ユタ州)でマーベリクスを120―111(前半61―45)で下して15勝4敗。チームの得点リーダー(23・4)でもあるガードのドノバン・ミッチェル(24)は脳振とうからの回復プログラムの中にいて2試合連続の欠場となったが、ボヤン・ボグダノビッチ(31)が3点シュートを11本中7本成功させてチーム最多の32得点、センターのルディー・ゴベア(28)も17得点と12リバウンド、ガードのマイク・コンリー(33)も22得点と9アシストをマークしてチーム歴代4位となる11連勝を飾った。

 ジャズの最長連勝はカール・マローンとジョン・ストックトンがチームをけん引していた1996年シーズンに2度記録している15連勝。今後対戦するナゲッツ、ピストンズ、ホークス、ホーネッツに勝てばこの記録に並ぶことになる。

 敗れたマーベリクスは8勝11敗。ルカ・ドンチッチ(21)が25得点と7アシストを挙げたものの、チームは4連敗を喫した。

 西地区全体2位のクリッパーズでは新型コロナウイルス感染防止規定で管理下に置かれていたカワイ・レナード(29)とポール・ジョージ(30)の主力2人が3試合ぶりに戦列に復帰。敵地オーランドで行われたマジック戦に116―90(前半62―48)と勝利を収めてここ10戦で9勝目。今季の成績を15勝5敗として、ジャズとのゲーム差(0・5)はそのままにした。ジョージは26得点、レナードは24得点をマーク。このカードは2013年11月6日以来、通算で14連勝を飾った。

 ケビン・デュラント(32)を休養させたネッツは敵地オクラホマシティー(オクラホマ州)でサンダーを147―125(前半76―59)で退けて4連勝。ロケッツから移籍してきたジェームズ・ハーデン(31)が25得点、10リバウンド、11アシストで今季3度目のトリプルダブルを達成し、カイリー・アービング(28)も25得点を稼いでチームを引っ張った。

 <29日の結果>
*ホーネッツ(8勝11敗)108―105ペイサーズ(11勝8敗)
ホークス(10勝9敗)116―100*ウィザーズ(3勝12敗)
*ニックス(9勝11敗)102―81キャバリアーズ(9勝10敗)
キングス(8勝10敗)126―124*ラプターズ(7勝12敗)
*ペリカンズ(7勝10敗)131―126バックス(11勝7敗)
クリッパーズ(15勝5敗)116―90*マジック(8勝12敗)
76ers(14勝6敗)118―94*ティンバーウルブス(4勝14敗)
ネッツ(13勝8敗)147―125*サンダー(8勝10敗)
*スパーズ(11勝8敗)119―109ナゲッツ(11勝8敗)
*ジャズ(15勝4敗)120―101マーベリクス(8勝11敗)
 *はホームチーム

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