松山、出遅れ…119位発進 「タフ」コースにショット精彩欠く「思うようにいかなかった」

[ 2021年1月30日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー ファーマーズインシュアランス・オープン第1日 ( 2021年1月28日    カリフォルニア州トーリーパインズGC ノースC=7258ヤード、パー72 サウスC=7765ヤード、パー72 )

第1R、2or―バーで119位の松山(AP)
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 予選が行われた2コースのうち、より難易度の高いサウスCを回った松山英樹(28=LEXUS)は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74で119位と大きく出遅れた。同じくサウスCだった小平智(31=Admiral)は71で69位。ともにノースCを回ったパトリック・リード(30=米国)ら2選手が64をマークして首位に並んだ。

 初日で首位とは10打の差がついた。松山のこの日のフェアウエーキープ率は35・71%、パーオン率は55・56%。ショットに精彩を欠き、「なかなかショットが思うようにいかなかった。(コースが)タフなのはタフだけど、自分の状態が上がってこないのが結果に表れている」と悔しさをにじませた。

 インの前半をイーブンで折り返すと、後半の2番から連続ボギー。さらにパー4の4番では第1打をバンカーに入れ、3オン3パットのダブルボギーを叩いた。調整に充てた前週に体に痛みを感じたそうで、ラウンド中にテーピングを施した首を押さえるしぐさも見せた。だが、28歳は「試合に出ている以上は関係ない」と受け止めた。

 第2ラウンドはこの日の平均スコア73・167だったサウスCに対し、同69・449だったノースCを回る。会場のトーリーパインズGCは6月の全米オープンの舞台でもあり、メジャーに向けても好印象を残しておきたい。「しっかりスコアを伸ばせるように頑張りたい」と巻き返しを期した。

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2021年1月30日のニュース