フクヒロは泰然自若「1戦1戦を大事に」2年ぶり女王へ圧巻発進 バド全日本総合

[ 2020年12月22日 17:04 ]

バドミントン全日本総合選手権第1日 ( 2020年12月22日    東京・町田市総合体育館 )

全日本総合バドミントン選手権、女子ダブルスの1回戦でプレーする福島由紀(右)、広田彩花組(代表撮影)
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 女子ダブルス1回戦が行われ、東京五輪出場を確実にしている福島由紀、広田彩花組(丸杉Bluvic)は尾崎沙織、森沙耶(NTT東日本)を2―0で下し、順当に2回戦に進んだ。21―12、21―10と圧倒的な強さを見せ、福島は「しっかり動いて、自分たちのプレーすることを意識した」と振り返り、広田も「初戦としてはまずまず」と語った。

 11月のデンマーク・オープンを制して臨む今大会。1カ月間の調整について「見えた課題を取り組んでいた。それを今回の大会で出せたらと思っている」と話した福島は、具体的な課題について問われると「そこは…」と多くを語らなかった。コロナ禍で体育館が使えない時期もあったが、基礎を見直してパワーアップした実感がある。2年ぶりの女王の座へ福島は「目標は優勝ではあるが、1戦1戦を大事に課題を持って臨みたい」と強調。泰然自若のフクヒロが、好スタートを切った。

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2020年12月22日のニュース