NFL元ラムズのケビン・グリーン氏が死去 58歳 殿堂入りを果たした“サック王”

[ 2020年12月22日 10:38 ]

58歳で死去したケビン・グリーン氏(AP)
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 NFLのラムズ、スティーラーズ、パンサーズ、49ersで15シーズンにわたって相手QBに圧力をかける“パス・ラッシャー”として活躍したアウトサイド・ラインバッカー(ディフェンス・エンド)、ケビン・グリーン氏が21日、フロリダ州北西部のデスティンで死去。58歳だった。死因は明らかにされていない。

 グリーン氏はオーバーン大から1985年のNFLドラフト5巡目(全体113番目)にラムズに指名されてNFL入り。191センチ、112キロとディフェンスの最前線にいる選手としては決してサイズ的に恵まれていなかったが、1994年と96年にはシーズンの“サック王”となり、通算160サックは歴代3位の記録となっている。

 トレードマークは長髪で、2016年には殿堂入り。現役引退後はアシスタント・コーチとなり、パッカーズ時代の2011年にはラインバッカー・コーチとしてスーパーボウルの優勝にも貢献した。

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