初カド番の朝乃山、白鵬と三番稽古で手応え「一回勝てば自信にも」

[ 2020年12月22日 05:30 ]

白鵬(左)を攻め込む朝乃山(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 大相撲初場所(来年1月10日初日、両国国技館)に向けた合同稽古4日目が21日、両国国技館の相撲教習所で行われ、大関・朝乃山(26)は計34番取り、横綱・白鵬との三番稽古では3勝17敗。「一生懸命ぶつかっていきました。いい出足が出れば、自分の相撲を取れるが、土俵際でまわしを取られると自分の力は出ない。いかに横綱の形にならないようにするか」と振り返った。

 来場所は初のカド番を迎えるが、白鵬の壁を越えてこそ横綱への道が見えてくる。本場所では過去3戦全敗だけに、「一回勝てば自信にもなる。当たって右四つになったら止まらず走る自分の相撲をすれば横綱は残るか投げるしかないので、そこがチャンスだと思う」と勝利のイメージを膨らませた。

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