全日本柔道連盟 体罰加えた元顧問の除名処分を決定

[ 2020年12月22日 05:30 ]

 全日本柔道連盟は21日、オンラインで臨時理事会を開き、兵庫県宝塚市の中学校で部員の男子生徒2人に体罰を加えたとして傷害罪で起訴された50代男性の元顧問を、除名処分とすることを決めた。

 除名は全柔連の懲戒規定で最も重い処分。同顧問は9月の部活動中に当該部員2人が武道場で保管していたアイスを無断で食べたことに腹を立て、指導と称して技を掛け、1人には全治3カ月のケガを負わせた。元顧問はすでに県教委からは懲戒処分を受けている。全柔連は「これらの行為は命を脅かすものとなりかねない」と断じた。

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2020年12月22日のニュース