東海大・河村勇輝 2度目B1舞台で「勝利に貢献したい」 意気込み「Y」の意味とは?

[ 2020年12月22日 17:42 ]

Bリーグ横浜の入団会見に臨んだ河村は体で「Y」を表現した
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 Bリーグ横浜に特別指定選手で加入した河村勇輝(19=東海大)が22日、横浜市内で入団会見に臨んだ。背番号0。契約期間は最大3カ月で、大学の活動次第で短縮される可能性もある。26日のアウェー島根戦でデビューする見通しで「自分の持てる力を最大限発揮してチームの勝利に貢献したい」と抱負を語った。意気込みを示す色紙には「Y」と記入。「横浜のY、勇輝のY、喜びのYの頭文字をとった」と説明し、フォトセッションでは体でYを表現した。

 東地区のチームは7勝16敗で10チーム中8位。ケガで出遅れたポイントガードの生原主将が万全ではないこともあり、ミリング監督は「(河村は)若いがプレーは大人っぽい。既に2回練習をしており、チームにすぐにフィットできる選手だと思った。惜しい試合が続く中、チームに欠けていた残る1ピースになる」と期待を寄せた。植田GMは「B1で戦う実力を持ち合わせている。チームの力を引き出し、我々が求めている早い展開もできる。メディアで取り上げられる圧倒的なバリューも獲得した理由」と説明した。

 河村はスピードに乗ったドリブル、広い視野を生かした巧みなパスが魅力のポイントガード。福岡第一高時代に全国選手権2連覇を含む4度の全国制覇を達成した。20年1月に特別指定選手として三遠に加入。同25日の千葉戦でB1史上最年少出場記録となる18歳8カ月23日でデビューを果たした。3カ月足らずの期間で、11試合に出場して1試合平均12・3得点、3・1アシスト。出場試合は2勝9敗と大きく負け越したが、新人賞ベスト5にも選出された。大学の活動がオフ期間に突入したため、再びBリーグの舞台に立つ。

 ◇河村 勇輝(かわむら・ゆうき)2001年(平13)5月2日生まれ、山口県出身の19歳。6歳でバスケを始め、小学2年から地元ミニバスチームに入る。福岡第一高では全国選手権2連覇を含む4度の全国制覇を達成。今年4月に東海大に入学した。ポジションはポイントガード。趣味は温泉。尊敬する人はイチロー。好きな食べ物は焼き肉、アボカド。嫌いな食べ物はパセリ。1メートル72、65キロ。

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2020年12月22日のニュース