2回戦進出のソノカム嘉村、コロナ禍の体調不良告白「息苦しくなった」バド全日本総合

[ 2020年12月22日 14:32 ]

バドミントン全日本総合選手権第1日 ( 2020年12月22日    東京・町田市総合体育館 )

ソノカムペア
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 男子ダブルスの1回戦が行われ、東京五輪出場が有力で世界ランキング4位の園田啓悟、嘉村健士組(トナミ運輸)は埼玉栄高の目崎、西田組を2―0で圧倒し、2回戦に駒を進めた。

 3月の全英オープン後の自粛期間中に嘉村は体調を崩し、練習ができなかったという。嘉村は「こんなに家にいることがなくて、息苦しくなった。コロナじゃないかとも思った。メンタルも崩れていった。外に出たくないとなった」と振り返る。SNSでは明るく振る舞っていたが、実は病院にも通い、心身のストレスだったという。

 2カ月ほど競技から離れ、復活。自身の試合映像も見直し、改善点を洗い出したという。嘉村は「これまで対外試合もやってなかった。コンビネーションどこまでやれるか不安だった。収穫はコートに立てた。ただそれだけ。ベストに近づけて、優勝できれば」と前向きに語り、園田も「やっぱり1回戦の入りは難しかった。これを乗り越え、2回戦へ調整したい」と振り返った。

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2020年12月22日のニュース