サーフィン 五十嵐カノア、開幕戦5位スタート 日本語で「応援よろしく」

[ 2020年12月22日 05:30 ]

サーフィン ビラボン・パイプマスターズ最終日 ( 2020年12月20日    米ハワイ州オアフ島 )

ビラボン・パイプマスターズ最終日、競技する五十嵐カノア=オアフ島(WSL提供・ゲッティ=共同)
Photo By ゲッティ=共同

 プロ最高峰、チャンピオンシップツアー(CT)男子の開幕戦が20日に行われ、五十嵐カノア(木下グループ)は5位だった。3回戦は12.33点をマークしてジャジソン・アンドレ(ブラジル)を下したが、準々決勝は7.06点でガブリエウ・メジナ(ブラジル)に敗れた。2016、17年の年間王者、ジョン・フローレンス(米国)が決勝でメジナを破って優勝した。

 19年を自己最高の年間6位で終えた五十嵐は、開幕戦5位と上々のスタートで存在感を示した。世界屈指の大波が立つオアフ島パイプラインで行われ、波が巻いてつくるトンネルをくぐる「チューブライディング」の出来が鍵を握る今大会。3回戦では2度決めて勝利をたぐり寄せた。今季CTは合間に東京五輪を挟む。3回戦後の現地インタビューでは自ら「日本語で話してもいいかな」とリクエストし「みんなの応援をよろしくお願いします」と日本のファンに呼び掛けた。

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2020年12月22日のニュース