ウッズ父子7位、赤黒の“勝負服”で奮闘 「一生の思い出になった」

[ 2020年12月22日 05:30 ]

グリーンで息子・チャーリー君とラインを読むウッズ(AP)
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 ゴルフのエキシビション大会、PNC選手権は20日、フロリダ州オーランドで最終ラウンドが行われ、タイガー・ウッズ(44=米国)と11歳の息子、チャーリー君のペアは2日連続で62をマークし通算20アンダーで7位だった。メジャー優勝経験者ら20組が家族らと組んで2日間で争い、父親と組んだジャスティン・トーマス(27=米国)ペアが通算25アンダーで優勝した。

 メジャー通算15勝、ツアー通算82勝をマークしているウッズにとっても至福の2日間となった。愛息との戦いを終えると「言葉で説明することなんてできない。チャーリーと私が一緒に経験したという事実。それは一生の思い出になった」と感慨深げに話した。

 首位と4打差で迎えた最終日は「勝負服」としておなじみの赤いシャツ、黒いズボンでそろえて登場。10番ではチャーリー君がピン手前3メートルのバーディーパットを沈めると、父譲りの派手なガッツポーズを決めた。13番から最後の6ホールでは4バーディー、1イーグルと6つ伸ばしたが優勝には届かず7位。それでも、最後は奮闘をねぎらって抱擁し「信じられないほど特別だった」と笑顔で振り返った。

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2020年12月22日のニュース