引退の五郎丸歩 あふれる“静岡愛”語る

[ 2020年12月16日 14:10 ]

元ラグビー日本代表の五郎丸歩
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 ラグビーの15年W杯日本代表のFB五郎丸歩(34=ヤマハ発動機)が16日、浜松市内で引退会見に臨み、08年4月から海外移籍した期間を除いて所属したヤマハ発動機の本拠地、静岡県への愛を語った。

 今回の会見は新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、会見場取材が許されたのは静岡県内のメディアに限定された。そのこともあってか、質問は自然と地元に関する内容に。「静岡に来て13年目だが、食べる物が美味しく、海が近い。日常から幸せをくれるところ」と愛着を語った。

 趣味が釣りの五郎丸。地元で釣って一番うれしかった魚は?との質問には「遠州の釣りは、海岸からヒラメが釣れる。朝5時、太陽が上がる前から海に行って、ルアーを投げ、釣れたときのヒラメが一番うれしかった」と幸せそうな表情で語った。

 引退後については「全くの白紙」と強調した五郎丸。出身地は福岡市だが、長年に渡り静岡県のPRに貢献してきただけに、県や市の親善大使、アンバサダーなどの就任要請が殺到しそうだ。

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2020年12月16日のニュース