バックスのG・アデトクンボが来季以降の契約を5年延長 総額は史上最多の237億円

[ 2020年12月16日 08:47 ]

バックスとの契約を5年延長したヤニス・アデトクンボ(AP)
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 NBAで2季連続のシーズンMVPとなったバックスのフォワードでギリシャ出身のヤニス・アデトクンボ(26)が同チームとの来季以降の契約を最大限度額(スーパーマックス契約)となる5年、2億2820万ドル(約237億3000万円)で延長した。

 代理人のアレックス・サラティス氏がスポーツ専門局のESPNに明らかにしたもので、総額はNBA史上最多。平均年俸は4564万ドル(約47億5000万円)となった。契約最終年となる2025年シーズンはオプションだが、今季の年俸2752万8000ドル(約28億6000万円)を含めると、保証額は現段階で約2億5573万ドル(約266億円)となる。

 ナイジェリアからの移民を両親に持つ同選手は1994年12月6日にギリシャのアテネで生まれ、2011年にギリシャ国内のセミプロ・リーグでデビュー。その後、国内リーグで好成績を残し、2015年のNBAドラフトで全体15番目にバックスに指名されてNBA入りを果たした。

 デビュー年は77試合で6・8得点だったが、2季目からは211センチのサイズを生かしたプレーで先発の座を勝ち取り、超ロングストライドからのユーロステップで相手のディフェンスを圧倒するようになった。

 新型コロナウイルスの影響で短縮シーズンとなった昨季は63試合で29・5得点(リーグ5位)と13・6リバウンド(同2位)といずれも自己ベストをマーク。攻守両面の成績から平均的な選手を15・00に設定して算出される「選手効果率(PER=Player・Efficiency・Rating)」では、歴代最高となる31・9(昨季2位はジェームズ・ハーデンの29・11)を記録していた。

 昨季は最優秀守備選手とシーズンMVPの“2冠”も達成したが、これはマイケル・ジョーダン(元ブルズ)とアキーム・オラジュワン(元ロケッツ)に続く史上3人目の快挙。1シーズンで「29得点+13リバウンド+5アシスト(昨季は5・6)」をクリアしたのはウィルト・チェンバレン(ウォリアーズ時代の1963年と65年に2度記録)以来、史上2人目となっていた。

 ただしバックスは過去2シーズン連続でリーグ最高勝率を残しながら、プレーオフでは東地区決勝(ラプターズに2勝4敗)と準決勝(ヒートに1勝4敗)でいずれも敗退。1974年を最後にファイナル進出から遠ざかっているとあって、「ここは自分の故郷。これからの5年間もバックスの一員でいることができてうれしい」と語ったアデトクンボの次の目標は、地元ミルウォーキー(ウィスコンシン州)の市民を歓喜させることになりそうだ。

 なおアデトクンボの兄、タナシス(28)は同じバックス、弟のコスタス(23)はレイカーズに所属している。

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