NFLはプレーオフで条件付きで自由行動を容認 ホテルでの隔離措置はとらず

[ 2020年12月16日 14:41 ]

プレーオフではホテルでの隔離措置を取らない方針を示したNFLのグッデル・コミッショナー(AP)
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 NFLはプレーオフに入った際、選手とスタッフをホテル内にとどまらせる“隔離措置”を取らないように各チームに文書で通達した。

 AP通信が報じているもので、行動を記録する追跡装置を身につけた上での“自由行動”が許される形。その一方で、マスク着用、ソーシャル・ディスタンシングなど新型コロナウイルスの基本的な感染防止対策はそのままで、ホーム開催であっても家族への感染を防ぐためにホテルに滞在することを希望する選手やスタッフがいればその費用は負担するとしている。

 ただしスーパーボウル(来年2月7日=タンパ)の舞台となるフロリダ州では感染者が急増。12月に入って1日に感染者が1万人を超えた日が4回あり、15日にも新たに9411人が新たに感染して94人が死亡している。カレッジのフットボールやバスケットボールの試合では延期や中止が相次いでおり、NFLもリスクと向き合いながらの運営が続きそうだ。

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2020年12月16日のニュース