御嶽海、大関獲りへ2桁勝ち続ける 初場所に向け「新しい発見重ねられたら」

[ 2020年12月16日 05:30 ]

タオルを使ってトレーニングする御嶽海(代表撮影)
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 大相撲の関脇・御嶽海(27)が15日、東京都墨田区の出羽海部屋で取材に応じ、新年に向けて「2桁(勝利)を取り続ける。体も考え方も年を追うごとに変わっているけれど、押し相撲は変わらない」と抱負を口にした。優勝経験2度の実力者は来年、再び大関獲りのチャンスをつかみにいく。

 先場所は後半6連敗で今年2度目の負け越し。出世争いでライバルたちに先を越された中、初場所(来年1月10日初日、両国国技館)へ低さを意識して稽古場で汗を流す。「貴景勝関は冷静さがあって、自分のことをよく分かっていて、自分の相撲を取ることに徹している。自分は、自分の良さや押しの基本を大事にしながら、新しい発見も重ねられたらいい」と力を込めた。

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2020年12月16日のニュース