中村匠吾、原点びわ湖で「五輪に勢い」 初マラソンの地で「今度は優勝」

[ 2020年12月16日 05:30 ]

来年の大会に向けて練習する中村(富士通提供)
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 東京五輪男子マラソン代表の中村匠吾(28=富士通)が15日、オンラインで取材に応じ、来年2月28日のびわ湖毎日マラソンに出場する意向を表明した。マラソンデビュー戦となった18年大会の7位を上回る優勝を宣言。東京五輪代表に内定した昨年9月のMGC以来のマラソンで、五輪代表として3年ぶりに出場する“凱旋”レースで成長した姿を見せつける。

 約1年半ぶりとなる42・195キロの戦いに中村の胸が高鳴っている。「びわ湖毎日で勝って五輪に勢いを付けたい。優勝争いできれば最低限自己ベストは更新できると思う」と意気込みを語った。

 現在は元日の全日本実業団対抗駅伝、そしてびわ湖毎日に向けて鹿児島県徳之島で合宿を行っている。練習では1キロの設定タイムをこれまでより2秒早めるなどして、高速化に対応すべくスタミナ、スピードの強化を図っている。中村は「取り組みたかった練習は8、9割はできている。両立させて駅伝、マラソンにつなげたい」と話した。富士通の福嶋正監督も「状態は良くなってきている」と手応えを口にする。

 初マラソンとして臨んだ18年びわ湖毎日で日本勢トップの7位となりMGC出場権を獲得。勢いそのままにMGCで優勝し、五輪代表の座をつかむなど、このレースが中村の競技人生にとってターニングポイントになった。東京五輪が延期となり、一時は気持ちも落ちたというが「初心に戻るという気持ちで臨み、今度は日本人トップではなく優勝したい」と力強く語った。

 来年5月に札幌でハーフマラソンとして開催される五輪テスト大会についても出場に前向きだ。今年8月下旬に札幌のコースは試走済みだが、公式戦は別物。ペース設定などは今後検討していくというが「(コースを)試走することは少ないので、出場を前向きに検討したい」と“連戦”にも意欲を見せた。

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